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だしとみつばを使ってワンランク上の
絶品卵焼きを作ろう!

だしとみつばを使ってワンランク上の絶品卵焼きを作ろう!

「卵焼き」は、毎日の食事やお弁当でも定番のおかずです。卵を溶いて焼くというシンプルな料理なので一見単純そうですが、上手に仕上げるのは難しいと、感じている方も多いのではないでしょうか?卵焼きにだしを加えると旨味が加わり、食感もふんわり柔らかく仕上がります。

今回は「みつばの卵焼き」のレシピをご紹介しながら、旨味のポイントやお料理テクニックをあわせてご紹介します。

だしとみつばで絶品卵焼きを作ろう!

だしとみつばを使ってワンランク上の絶品卵焼きを作ろう!とは

今回ご紹介する「みつばの卵焼き」はだしと醤油、みりん、砂糖にみつばを加えたシンプルながら、彩りや香りを楽しめる上品でおいしい卵焼きです。だしを加えることで卵焼きに旨味が加わり、減塩にも役立ちます。
毎日の食事、お弁当でも定番の卵焼きをワンランク上に仕上げるコツをご紹介します。

材料の準備からおいしい卵焼きづくりが始まります

だしとみつばを使ってワンランク上の絶品卵焼きを作ろう!とは

メインの材料である卵は常温のものを使います。これは冷たいものを使うとフライパンの温度が下がってしまうためです。冷蔵庫に入っていたものを使う場合は30分ほど室温において、常温に戻してから使いましょう。卵と混ぜるだしも、取ったばかりで熱い場合は冷ましておきます。

そして、卵とみつばは鮮度のいい、おいしいものを使いましょう。みつばは、濃い緑色のものを選ぶといいですよ。

(1)まずは、だしを準備

だしとみつばを使ってワンランク上の絶品卵焼きを作ろう!とは

だしと卵を用意しましょう。卵は常温のものか、冷蔵庫の中から出して室温に30分程置いて、常温に戻して使います。

だしパックを使い、取ったばかりの熱いだしを使う場合は冷まして使います。今回は「吟だし」を使用しました。吟だしはストレートタイプのだしでそのまま使用できます。忙しい朝や塩分を気にされている方にはいいかもしれません

【だしのポイント】

基本のだしは、だしパック1袋に水400mlの割合が標準ですが、水500mlにだしパック2袋を使って、濃いだしを作ってもよいでしょう。
沸騰したら3分煮出して火を止め、だしパックを取り出し冷ましておきます。
※吟だしであれば袋を開けてそのまますぐに使えます。

【お料理テクニック】

卵黄は65℃付近、卵白は60℃付近から凝固し始めるので、卵に混ぜるだしが熱い場合は冷まして使います。

(2)一年中手に入る糸みつばなら、作りやすくておいしい

だしとみつばを使ってワンランク上の絶品卵焼きを作ろう!とは

次にみつばを適当な大きさに切ります。卵焼きに混ぜるので、あまり大きすぎないほうが扱いやすいでしょう。2㎝程度にザクザクっと切ります。新鮮なみつばは緑色が濃く香りも強いので、彩りと香りもおいしさのポイントです。

【お料理テクニック】

みつばには「切りみつば」「根みつば」「糸みつば」があり、風味や硬さ、旬の季節がそれぞれ違うので、料理によって使い分けます。卵焼きには一年中スーパーで見かける「糸みつば」が作りやすく、おいしく、おすすめです。

(3)だしで旨味、みつばで彩りと風味をアップ

だしとみつばを使ってワンランク上の絶品卵焼きを作ろう!とは

卵、だし、うす口しょうゆ、みりん、砂糖をよく混ぜ合わせたら、みつばを加え混ぜます。

【旨味のポイント】

卵にはイノシン酸などの、食べ物の味を感じさせる呈味(ていみ)物質が少ないため、だしを加えることで旨味のあるおいしい卵焼きになります。

【旨味のポイント】

卵を混ぜるときは泡立てずに、箸で切るように混ぜます。なめらかに仕上げたい場合は、ひと手間プラスして濾す(こす)とよいです。

(4)ふんわり仕上げるポイントは、温度と卵液の量とひと手間

だしとみつばを使ってワンランク上の絶品卵焼きを作ろう!とは

卵焼き器に油を熱し、余分な油をキッチンペーパーでふきとって(2)の卵液を1/3程度流し入れ、半熟状になったら卵ごと手前に巻きます。

【お料理テクニック】

卵液を入れるタイミングは、卵焼き器に手をかざして温かく感じるくらいに十分に温めてからにしましょう。火加減は中火から強火で、卵液を入れたら2~3回、菜箸で大きく混ぜるのがふんわりしあげるコツです。

卵液の量は少なすぎるとふんわり仕上がらないので、全体の1/3量くらいを目安にするとよいでしょう。また、油をふき取ったキッチンペーパーは次の工程でも使うので、取っておくと役立ちます

(5)焦げないように注意して、手際よく仕上げを

だしとみつばを使ってワンランク上の絶品卵焼きを作ろう!とは

油を足して、余分な油を再びキッチンペーパーでふき取ったら、卵液を流し入れ、巻いた卵を持ち上げて下に卵液を流し、手前に巻きます。この工程を繰り返しましょう。

【お料理テクニック】

(4)の工程で油をふき取ったキッチンペーパーを使うと、油を足さなくとも軽くふき取るだけで、無駄なくきれいに仕上がります。みりんと砂糖が入ると焦げやすくなるので、焼きすぎないように注意して、手早く仕上げましょう。

定番の卵焼きもだしとみつばで絶品な味わいに

だしとみつばを使ってワンランク上の絶品卵焼きを作ろう!とは

【おすすめの献立】
主食:白米
主菜:みつばの卵焼き
副菜:豆腐のサラダ~わさびドレッシング~
副菜:夏野菜の揚げ浸し
汁物:まるごとトマトのおすまし

みつばの卵焼きと一緒に、豆腐のサラダ、夏野菜の揚げ浸し、まるごとトマトのおすましはいかがでしょうか。

おなじみの白いごはんを主食にした一汁三菜の献立です。みつばとだしの旨味がプラスされた卵焼きに、インパクトのある「まるとごトマトのおすまし」が加わり、すこし豪華でオシャレな食卓を演出してくれます。

暑い季節に食べやすいさっぱりした豆腐のサラダと、夏野菜を使った揚げ浸しで季節感も楽しめます。どれも、だしのおいしさが生きている和食ならではの献立です。

和食は塩分が多い傾向があると言われますが、だしの旨味を活かすことでおいしく塩分を減らすことができます。

定番の卵焼きにだしを入れて、ときにはアレンジを楽しみながら、和食ならではの献立を楽しんでみてはいかがでしょう。冷めてもしっとりやわらかい卵焼きはお弁当にもおすすめですよ。

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小泉明代
管理栄養士・料理研究家

プロフィール
医療法人での保健指導、小学校での食育、給食管理などに従事した後、現在はフリーランスでレシピ開発、コラム執筆などを行う。
健康や美容に配慮したレシピ、おつまみレシピ、商品PRレシピなど、数多くのレシピを作成。
アシスタント・カラーコーディネーターの資格も持ち、彩りと栄養のバランスのよい料理・食事を提案している。