定番メニューのカレーに、和風だしを加えてさらにおいしく!

今回ご紹介する「夏野菜の和風玄米カレー」は水の代わりに和風だしを使った、玄米ご飯がいっそうおいしいカレーです。お魚のだしを使うカレーは、カレーの本場スリランカではおなじみの家庭料理です。
和風だしを使うことで、茄子やししとうの青臭さや苦味がマスキングされおいしく食べることができます。「夏野菜の和風玄米カレー」は、旬の夏野菜をよりおいしく食べることができるカレーです。
トップ > 和風だしでおいしい「夏野菜の和風玄米カレー」
子どもも大人も大好きなカレーライス。市販のルーだけでおいしくできますが、だしのうま味を加えてさらにおいしさUP!
ヤマキの「基本のだし」が和食も洋食もカレーも…調理する野菜やお肉がいつもよりおいしくなるんです!
とっておきのだしをつかった「夏野菜の和風玄米カレー」をご紹介いたします。
今回ご紹介する「夏野菜の和風玄米カレー」は水の代わりに和風だしを使った、玄米ご飯がいっそうおいしいカレーです。お魚のだしを使うカレーは、カレーの本場スリランカではおなじみの家庭料理です。
和風だしを使うことで、茄子やししとうの青臭さや苦味がマスキングされおいしく食べることができます。「夏野菜の和風玄米カレー」は、旬の夏野菜をよりおいしく食べることができるカレーです。
ヤマキ基本のだし だしパックには「かつおと昆布の合わせだし」と「焼きあごと焼き煮干しの合わせだし」がありますが、それぞれに味の特徴を生かした和風カレーができます。
「かつおと昆布の合わせだし」で作ったカレーは、マイルドで甘味があるようなおいしさで、だしが調和するような味わいです。「焼きあごと焼き煮干しの合わせだし」を使ったカレーは、だしの味わいがカレーに負けずに感じられて、和風感がよりしっかり出るカレーになります。
ぜひ食べ比べして、だしの味わいをお楽しみください。 今回は、なすとししとうを使いますが、お好みの夏野菜でアレンジして見てください。
グルタミン酸が豊富な玉ねぎやにんじんを使ったカレーには、かつお節や煮干しなどイノシン酸を含むだしをあわせると、うま味の相乗効果でよりおいしくなります。
今回のレシピは「基本だし」で作っていますが、「濃いだし」で作るとだしの味わいがより強く感じられます。また、濃い味わいになるのでご飯が進みます。
なすはヘタを取り、玉ねぎとにんじんは皮をむいて乱切りにします。鶏もも肉は一口大に切ります。
乱切りは表面積が大きく、早く煮えて柔らかくなり、味が染みやすくなります。
鍋にサラダ油を入れて、鶏もも肉を炒めます。軽く焼き色がついたら(1)の野菜を加えて全体がしんなりするまで炒めます。
最初に、肉や野菜を炒めることで旨味を閉じ込め、煮崩れ防止にも役立ちます。また、野菜は炒めることで水分が抜けて味が濃くなるので、甘味を強く感じられるようになります。
和風だしを加えて弱火にかけて煮ていきます。にんじんが柔らかくなったらカレールーを入れ、ルーが完全に溶けたら火を止めます。
和風だしは野菜の青臭さや苦味などをマスキングしてくれます。青臭さや苦味が気になる野菜もおいしく食べられます。
沸騰が強すぎると具が動きやすく、煮崩れしやすいので弱火でゆっくり煮るのがポイント。熱い鍋にルーを入れるとダマになりやすいので、ルーを入れる時はいったん火を止めてルーを割り入れ、おたまで混ぜてよく溶かしましょう。
ごはんを盛った皿に(3)をかけます。白米でもいいですが、今回は玄米を使用しています。和風だしを使ったカレーに、玄米ならではの食感や味わいがよく合います。
最後に、油を塗って炙り焼きしたししとうを添えます。お好みでらっきょうなどの付け合わせを添えてもよいでしょう。
カレーはパンや麺とも合いますが、和風のだしが入ったカレーは玄米ご飯との相性バッチリ。
ししとうを炙り焼きにするのはひと手間ですが、一緒に煮込んでしまうより緑色が鮮やかで、見栄えよく仕上がり食欲をそそります。
【おすすめの献立】
主食+主菜:夏野菜の和風玄米カレー
汁物:きゅうりとピーマンの冷たいスープ
「夏野菜の和風玄米カレー」とともに「きゅうりとピーマンの冷たいスープ」はいかがでしょうか。
一汁一菜で栄養満点の簡単献立です。おかずの数は少なくても、タンパク質やビタミンなど必要な栄養素や、野菜がしっかり摂れます。忙しいときや手軽に食べたいときはもちろん、人気のカレーは夏休みのお昼ご飯にも喜ばれそうです。
暑い季節に食べたい「きゅうりとピーマンの冷たいスープ」には、旬の野菜がたっぷり使われています。和風だしを使っているので、ピーマンの苦味が気になる方もおいしくいただけるでしょう。
定番メニューのカレーライス。和風だしを使うことで野菜もご飯もおいしく食べることができます。ぜひ、いつものカレーにも和風だしを入れて楽しんでみてください。
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プロフィール
医療法人での保健指導、小学校での食育、給食管理などに従事した後、現在はフリーランスでレシピ開発、コラム執筆などを行う。
健康や美容に配慮したレシピ、おつまみレシピ、商品PRレシピなど、数多くのレシピを作成。
アシスタント・カラーコーディネーターの資格も持ち、彩りと栄養のバランスのよい料理・食事を提案している。