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“だし”を楽しむしゃぶしゃぶレシピ。
肉も野菜も締めのご飯も楽しもう!

“だし”を楽しむしゃぶしゃぶレシピ。 肉も野菜も締めのご飯も楽しもう!

タレをつけて食べる事が多いしゃぶしゃぶですが、今回は、だしのおいしさで楽しむレシピをご紹介します。だしと調味料だけのシンプルな食べ方も、素材の旨味や風味が引き出されてとてもおいしく召し上がれます。

肉も野菜もおいしいしゃぶしゃぶでだしの魅力を味わおう!

“だし”を楽しむしゃぶしゃぶレシピ。 肉も野菜も締めのご飯も楽しもう!

しゃぶしゃぶは肉や野菜をだしにしゃぶしゃぶして食べるシンプルな料理ですが、だしの旨味を活かせる料理でもあります。だしを使うことで素材の旨味を引き出したり、色々な味わいをひとつにまとめたりするので、肉と野菜はもちろん、締めの雑炊も楽しみのひとつです。

今回ご紹介するしゃぶしゃぶは、タレをつけずに食べるレシピで、だしの魅力と素材のおいしさをたっぷりと楽しむことができます。

肉と野菜を両方揃えて旨味をたっぷり楽しもう!

“だし”を楽しむしゃぶしゃぶレシピ。 肉も野菜も締めのご飯も楽しもう!

今回のしゃぶしゃぶの具は豚肉と人参、大根、長ねぎ、レタスです。豚肉はロースやバラ、ももなどお好みの部位をご用意していただき、 しゃぶしゃぶ用に薄くスライスされたものを使います。野菜はお好みでたっぷり用意してください。

また、今回用意したものに限らず、お好みの具でもお楽しみいただけます。鍋料理が食べたくなる寒い時期は冬野菜の水菜や白菜、きのこ類もよいでしょう。

“だし”を楽しむしゃぶしゃぶレシピ。 肉も野菜も締めのご飯も楽しもう!

調味料はだし、酒、薄口醤油、塩です。
だしパックを使う場合は1袋に対して水400mlを用意しましょう。

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締めの雑炊は、冷やごはんお茶碗1杯、卵、青ねぎを使います。

【旨味ポイント】

だしに含まれているイノシン酸やグルタミン酸と、肉類に含まれているイノシン酸、人参や大根、長ネギに含まれているグルタミン酸は、組み合わせると旨味の相乗効果が生まれおいしくお召し上がりいただけます。また、グルタミン酸を含んでいない野菜類でも、だしが染み込むので旨味を感じることができます。
今回は「かつおと昆布の合わせだし」を使用しましたが、「焼きあごと焼き煮干し(いわし)の合わせだし」にはイノシン酸が豊富に含まれています。グルタミン酸との旨味の相乗効果により、おいしくいただけます。お好みのだしをお使いください。

(1)ピーラーや手を使って野菜を準備

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大根と人参はピーラーで薄切りに、長ねぎは斜めに薄切りにします。レタスは手を使って適当な大きさにちぎりましょう。

(2)鍋でそのままだしをとっても大丈夫

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次に、鍋にだし、酒、薄口醤油、塩をあわせて中火にかけ、沸騰直前に弱火にします。

このとき、だしパックでだしを取る場合は水とだしパックを鍋に入れて火にかけ、沸騰したら3分煮出して、火を止めてだしパックを取り出します。それから調味料を入れればOKです。

【お料理テクニック】

事前にだしを用意しておいてもいいですし、そのまま使える吟だしはとっても便利です。また、その場で鍋に水とだしパックを入れて火にかけ、だしを取ってから、調味料を入れると手軽でいいですね。

(3)だしの力で素材の旨味を引き出そう

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肉と野菜を鍋に入れて適宜煮て食べます。
一般的なしゃぶしゃぶは煮立って鍋に肉を数回くぐらせてタレをつけて食べますが、今回は調味料とだしのおいしさがあるので、タレなしでも十分おいしくお召し上がりいただけます。

【旨味ポイント】

だしと調味料で煮るのでタレはつけずにそのままでおいしく食べられます。だしは素材の旨味や風味を引き出してくれます。
また、だしはいろんな素材をひとつにまとめる力があるので、たくさんの具を使った鍋も、だしが素材の味をまとめておいしくしてくれます。

【お料理テクニック】

生でもおいしいレタスなどの野菜はさっとくぐらせるだけで大丈夫です。しかし、豚肉の生食は食中毒などのリスクがあるため、中心部まで十分に加熱して食べましょう。

(4)締めの雑炊にはひと工夫

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具を食べ終わったら、締めの卵雑炊を作ります。
鍋に残っただしに冷ご飯を入れ、ひと煮立ちさせ、溶き卵を加えます。仕上げに刻んだ青ねぎを散らしましょう。

【お料理テクニック】

ご飯は水で洗ってから使うとさらっとした仕上がりの雑炊になり、味も染みやすくなります。一方、ご飯を洗わずに使うととろみのある仕上がりになりますので、お好みで工夫してみてください。
卵は沸騰したところに加えてふわっと仕上げます。

【旨味ポイント】

鍋に肉と野菜の旨味成分が加わっただしで締めの雑炊までしっかりおいしくいただけます。

だしを活かしたしゃぶしゃぶで肉も野菜もごはんも楽しめる!

“だし”を楽しむしゃぶしゃぶレシピ。 肉も野菜も締めのご飯も楽しもう!

【おすすめの献立】
主食:卵雑炊
主菜:しゃぶしゃぶ
副菜:干しかぼちゃの酢漬け

肉も野菜もごはんも楽しめるしゃぶしゃぶは、だしのよさが活かされる料理です。

献立にはしゃぶしゃぶ(主菜)と一緒に干しかぼちゃの酢漬け(副菜)はいかがでしょうか。酢の酸味がさっぱりとおいしく、箸休めにもちょうどよい一品です。締めの雑炊(主食)もあわせてバランスのよい献立になります。

厚生労働省が推進する「健康日本21(第二次)」では、成人に対する個人目標(例)として「1日あたりの野菜摂取量を350g以上にする。」と掲げられています。(※)たっぷりの野菜をおいしく食べられるしゃぶしゃぶの献立なら、1食でその1/3量を簡単にクリアできます。

だしを活かしたしゃぶしゃぶなら、手軽においしくバランスのいいお食事を用意することができます。料理のポイントやコツを押さえて、おいしくお召し上がり下さい。

(※)
健康日本21(栄養・食生活)
https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b1.html
e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-015.html

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小泉明代

小泉明代
管理栄養士・料理研究家

プロフィール
医療法人での保健指導、小学校での食育、給食管理などに従事した後、現在はフリーランスでレシピ開発、コラム執筆などを行う。
健康や美容に配慮したレシピ、おつまみレシピ、商品PRレシピなど、数多くのレシピを作成。
アシスタント・カラーコーディネーターの資格も持ち、彩りと栄養のバランスのよい料理・食事を提案している。